2010年7月29日木曜日

 『猛暑対策 あれこれ』



これで猛暑も乗り越えられる?できるだけ涼しくすごす方法

梅雨が明けて本格的な夏が到来し、気温もグンと上昇したこの頃。クーラーのスイッチを「ピッ」と入れれば、すぐに快適な涼しさが手に入りますが、環境問題、電気代、冷房病など、さまざまなデメリットがつきもの。そこで今日は、クーラーのスイッチを入れる前に試したい、“できるだけ涼しく過ごす方法”を紹介します。

 ■エアコンなしでも涼しくすごすには? まずは下記のエントリーを参考に、空調機器を使わなくても涼しくすごせる方法をピックアップ。

 (1) エアコンなしに涼しく過ごす方法

体温を下げる…手首、首筋、腿、かかと付近など、大きな血管が流れているところにタオルで巻いた氷を巻き付けて、血液から温度を奪う
消灯…必要とする以外の明かりは消し、使っていない電化製品もコンセントから抜いて待機電力をなくす
予防…昼間に直射日光が射す部屋は、雨戸や遮光カーテンで日光をシャットダウン
換気…窓側に扇風機をおき、外の空気を中にいれる。換気扇を使って台所付近の暑い空気を排出すると効果アップ。部屋の空気を入れ換えるときも、窓を広く開けるのではなく、15cmほどの狭い隙間から勢いよく空気を通す

この中でも早く、確実に涼しさを得られるのは、一つ目の「体温を下げる」のようです。

また、熱がこもった部屋を涼しくする方法も。

▽ 灼熱の部屋を涼しくする3つのテクニック

天井付近や物置や本棚など、熱気がこもりやすい場所を換気・冷却するのがポイントのようです。

 ■小物やライフスタイルで暑さを撃退! こちらでは、インテリアや普段の生活でちょっと心がけるだけで実践できる、暑さ対策が紹介されています。

薄着…通気性のよい麻素材の服ならなおよし
霧吹き…霧吹きで水を体に噴きかけ扇風機にあたると、気化熱で涼しく感じる。扇風機に霧吹きをかけ、霧混じりの風を体にあたればより涼しく。水の代りにアロマウォーターなどを使うと、清涼感アップ
お風呂で汗を流す…湯船にお湯を溜めておき、小まめに入って汗を流す。ミント系の精油を入れると清涼感が得られる
すだれ…窓際やベランダにすだれをつるして日光の直射を防げば、日中の部屋の温度の上昇を防げる
インテリア…窓際に観葉植物を置いたり、ブルー系のインテリアで揃えると、視覚的に清涼感を感じられる。暖色系と寒色系の体感温度は、約3度も違うと言われている
風鈴…風鈴の音色はm脳内にα波が発生してリラックス効果が生まれる。小川のせせらぎや小鳥のさえずりにも同効果あり
早起き…比較的涼しい午前中に用事を済ませる。(倫理実践と兼ねて、一石二鳥)

風鈴やすだれといった、日本らしいアイテムは、夏を涼しく過ごすための先人の知恵。簡単に手に入るモノなので、ぜひお試しあれ。

 ■みんなはどうしてる?口コミで集まった方法

 上記のエントリーに集まった、「クーラーなしで過ごす技!」にはさまざまな口コミ情報が。

屋根裏の断熱材の上にアルミのついた保温材?を敷きました一日がかりで費用は7000円位夏の暑さ対策のつもりでしたが冬も暖かく良好です
寝るときは竹で編んだシーツを敷く。ひんやりしてとっても気持ちがいいです
氷をバケツに入れて、適当な氷水を部屋のあちこちに置くだけでもかなり涼しい
蚊帳を使うことですね.こんなに涼しいとは思いませんでした
寝る前に氷枕で足の裏を冷やす
凍らせたペットボトルを扇風機の前において風を冷たくする
窓を2方向以上開けると風が通り抜けて、結構涼しい

みなさん、それぞれの方法で涼しくすごす方法を見出しているようですね。ここで紹介したものの他にも、参考になる意見がたくさんあります。

 ■打ち水をして気温を下げよう!

近年見直されてきている、日本の風習「打ち水」。撒かれた水が蒸発するときに周囲の熱を奪い、気温が下がる現象「気化熱」により、気分的にも科学的にも涼しさを手に入れることができます。一般的に水1gが蒸発するとき、約0.58kcalの熱が周囲の空気から奪われるといわれています。

やり方はとっても簡単。朝や夕方の涼しい時間帯に、日陰や風通しの良い場所へ広範囲に撒くと効果大。エアコンの室外機や壁面に打ち水してもよし。使う水は残り湯や雨水を貯めたものなど、二次利用しましょう。また、道路がカーブしている場所や、交差点、マンホールやアスファルトの白線の上などは滑りやすくなるため、たいへん危険です。安全のため、打ち水は控えましょう。

また、最近では世界中で一斉に打ち水をし、気温を2度下げる「打ち水大作戦」というものも実施されています。

これらを参考にされて、快適で健康な夏を過ごしましょう。   

 MS委員会  村瀬旨博

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