2010年7月4日日曜日

第153回MS テーマ 『日本人の宗教観のルーツを辿る』



 今回のMSは「日本人の宗教観のルーツを辿る」と題して、山本通晴氏(㈱山本イントロダクション代表取締役)にお話を伺いました。
 
 とにかく、山本氏は広い知識をお持ちの方で、あっという間に40分が過ぎてしまったという感じでした。

 中でも興味深かったのは、日本人の【風】に対する感性。目には見えないが確かに実在する「あの世、霊界」を風になぞらえて説明されました。

 一昨年流行った歌で、秋川雅史の「千の風になって」。

私のお墓の前で泣かないでください。そこに私はいません、死んでなんかいません。千の風になって、あの大きな空を吹き渡っています

 日本人は、自然の中に神や仏、古の人の霊が宿っていて、それを生活の中で敬愛し、供養する精神性を持っているようですね。大切な日本人の感性というか文化伝統を大切にしてまいりましょう。

 MS委員会 村瀬旨博

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