2010年7月23日金曜日

第154回MS  テーマ 『万病を改善する食事学』



 今回のMSは石塚好文氏(ビジョンサクセス研究会会長、鎌倉市倫理法人会幹事)を講話者にお迎えして、
万病を改善する食事学」と題して、日々の健康生活に役立つお話を伺いました。

 最近の若者、特に女性に多い「低体温症」、朝10時の体温が36.3度以下の状態をいうそうです。免疫力が低下して、疲れやすくなり、癌にかかりやすい体質になるそうです。

 様々な生活習慣が原因となっていますが、その中でも一番の問題は日々の食事の質と量と食べ方
よく比較に出される例として、小野田さんと横井さんの孤島での生活。

 二人とも、終戦後になっても孤島暮らしをされましたが、小野田さんは現在80歳を超えておられますが、今なお元気で過ごしておられますが、横井さんは早く亡くなられたそうです。

 その違いを一言でいうと、小野田さんは食材を極力、生のままの状態で食べていたのに対し、横井さんは火を通して食べていたそうです。

 医聖の一人、ヒポクラテスが「火食は過食に通ず」と言われましたが、食材を美味しくして食べるにはどうしても火を使って、煮たり、焼いたりして食するわけですが、その調理の過程で食材に含まれている大切な酵素(消化、代謝)やビタミン類が熱によって破壊されてしまい、無くなってしまうという事。当然、必要量を満たす為に過食になって、健康を害することに繋がるそうです。

 最後に石塚さんも実践されている手軽な(健康法)を教えていただきました。出来るだけ多くの野菜、果物をミキサーにかけジュースにして毎朝、飲むこと。朝食は出来るだけ軽めか、もしくは野菜ジュースだけにする。昼以降は普通の食事でいいのですが、なるべく肉類、乳製品は避けて、腹八分を心がけることを強調されました。

 「病気は生活の赤信号」とあるように、私たちも食事には十分気をつけて、健康を維持管理してまいりましょう。石塚講師、ありがとうございました。

  MS委員会 村瀬旨博

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