2010年5月24日月曜日

第149回MS テーマ:『引き寄せの法則』 



今回のMSはとても興味深い内容となりました。石塚好文氏(鎌倉市倫理法人会幹事、ビジョン・サクセス研究会会長)を講話者としてお迎えし、『引き寄せの法則』(間脳開発で90日以内に目標達成力アップ)と題して語っていただきました。

 最初に石塚氏は、今回の内容は「万人幸福の栞」15、17番の原理的解釈になると言明されました。
信ずれば成り、憂えれば崩れる』、『人生は神の演劇、その主役は己自身である』

 私たちが世の為、人の為に役立つ事をひたすら念願し続けていると、神様が必ずその念願を聞かれ、人間を通して働かれるので、物事は成就し、人生が楽しく意義あるものになっていくのである。

 聖書にも「求めよ、そうすれば与えられるであろう。探せ、そうすれば見出だすであろう。門をたたけ、そうすれば開けてもらえるであろう。」とあるように、人間の果たすべき責任と神様の責任とが合わさって初めて物事は成就していくのが、宇宙の法則であると喝破されました。

 年齢×1万回「ありがとう」の言葉を唱え続けることで、願望が叶う体験をした。「ありがとう」の言葉はお経と同じ効力を持ち、逆境の時こそ心から信じて毎日唱え続けていると、間脳からアルファー波が出て、ささらにベーターエンドルフィンという脳内活性ホルモンが分泌されて、感動、ワクワク感、感謝の気持ちが溢れてくる。

 ちょうど56万回唱え続けた時に、売りに出していた5200万円の自宅物件が、6980万円で売れた。不動屋さんも余りにもタイミング良く、買主が見つかったことにびっくりしておられました。

 しかし、このことをやり続けられる人は全体の1%しか存在せず、ほとんどの人は途中で諦めて挫折していく。なぜそのようになるのか? それはやり続けることで必ず成功するという確固たる信念と理解が不足しているからである。

 自分が念願していることが、ありありと鮮明になるまでそのイメージを持ち続けているとその通りに実現していくのである。間脳が潜在能力の95%を司っており、まさに間脳がこの重要な働きをしているのである。

 この間脳を活性化させるには、【ありがとう】などのプラス言葉を毎日ひたすら言い続けることである。お経や祈り・瞑想も大切なその手段となる。もちろん「万人幸福の栞」を毎日訓読することも大切な実践です。

 「アラジンの魔法のランプ」に出てくるランプが【間脳】、召使のジニーは【宇宙の力】、ランプを磨くことが【プラスの言葉を唱え続けること】にあたる。間脳の形がちょうどこのアラジンの魔法のランプと似ているそうです。


 とても、興味深いお話を有難うございました。

 MS委員会 村瀬旨博

 

2010年5月20日木曜日

第148回MS テーマ:『ワクワクが日本を変える』



 
今回のMSは鎌倉市倫理法人会副専任幹事、㈱フォーワット代表取締役の疋田正憲(ヒキタマサノリ)氏を講話者にお迎えして、『ワクワクが日本を変える』と題して、アクションを交えた楽しい講話のひと時となりました。
 
疋田氏は「情熱的な生き方をしたい・・・」との思いから、一年半前に倫理法人会に入会されましたが、"自分の心底から来る安定感"がワクワク感であると痛感しているそうです。

そしてこのワクワク感は自分が大事にしている価値観・信念を毎日意識して持ち続け、実践し続けることによって安定したものになってくるので、根気よくコツコツと実践を積み重ねることの大切さを強調されました。倫理の道も例外ではありませんね。
 
何でも良いのですが、ある事を毎日1時間ずつ欠かさず3年間実践し続けると、その道のプロになるそうです。「薪の火ではなく、炭の火になりましょう」と最後に締めくくってくださいました。疋田講師、有難うございました。
      MS委員会 村瀬旨博

28(ニッパチ)の法則  

 最近読んだ本「金持ち父さん 貧乏父さん」(ロバート・キヨサト著)の書評です。
参考にしてください。  MS委員会 村瀬旨博
 

「ニッパチの法則」という法則があります。
この世の中は、どんな世界でも20%と80%の比率に分かれるというものです。

例えばあるブティックがあるとしましょう。
売り上げ状況を調べると、その中の2割の商品で8割の売り上げを稼いでいます。
反対に8割もの品数の商品が僅か2割しか売り上げに貢献していないものなのです。

レストランでは、僅か2割のメニューを8割のお客さんがオーダーするといいます。
8割のメニューはわずか2割くらいしかオーダーが来ないのだそうです。
 
朝から深夜まで走っている都心に向かうJRや私鉄の電車でも、
混雑するのは2割の時間帯です。
その時間帯に乗客の8割を運ぶのです。
残った8割の時間帯はたった2割の人を運ぶため、おおむねガラガラです。

会社でも利益の8割を稼ぎ出しているのは、わずか2割の社員です。
その他大勢の8割の社員は、給料分をやっと稼ぎ出している人が大半で、
人によっては足を引っ張っている人も沢山います。

もちろんこの2割の社員は社内でもどんどん昇進を遂げ、給料も増えます。
まして年功序列が崩れ、成果主義に移行する今日、
2割の社員と8割の社員ではその格差に大きな開きがついてくるものなのです。

またそんな社員は社外からもスカウトの話がどんどんくるに違いありません。
そして独立してもきっとうまくやっていくものなのです。

ベストセラーになった「金持ち父さん、貧乏父さん」という本をご存じでしょう。
この本の中で著者のロバートキヨサキの言いたかったことをかいつまんで言うと、
金持ち父さんは「与えることの多い人」です。
そして金持ち父さんは「お金のないことこそ罪悪だ。」という考え方をします。
そして職を選ぶときは、「給料の額」で決めるのではなく、
何を学べるか」という物差しで決めるといいます。

一方、貧乏父さんの方は「人生はお金じゃない」という言い方をします。
そう言っている割には、結果的にはお金を追いかける人生を送るのです。
よりよい給料を求め資格をとり、よりよい収入を求めて転職をするのです。

もし、あなたが会社に勤めていていつも給料に不満を持ちながら働いているなら、
それはもう「貧乏父さん」の仲間になってしまっています。

気をつけましょう。

そんな人はどこへ行っても、常に文句をいい、
待遇に対していつも不満を持っているものです。
それだけならいいですが、どんな状況のもとであっても周りに対して不満を持ち、
社会や政府に対しても不満を持つようになります。
なぜならそれが「悪しき習慣」となっているからです。
 
倫理の実践によって「金持ち父さん」の習慣を身につけ、
ニッパチの法則の2割の仲間に入りましょう。

2010年5月11日火曜日

第147回MS テーマ:『伝えることの意義』 



 今回のMSは倫理研究所・首都圏副方面長の松本光司氏を講師にお迎えして、「伝えることの意義」について講話をいただきました。会社が飛躍するには、どのような心がけと実践が必要であるかを下記の5点から説明をしてくださいました。

 1、創業の思いをしっかりと社員に伝えること。
 2、新しい人が入ってくると全体の意識が引き締まる。
 3、伝えることが結果的に自分自身の学びになる。伝えることで90%残る。
 4、負荷をかけることで集中が生まれる。他人を責めることが無くなる。
 5、人に与えることによって初めて得ることができる。(発展還元の原理)

 「偽り」の字は「人」+「為」。「人の為」と言いながら、自分を優先して倫理を実践しているかぎり、
人には伝わらないもの。心から「世の為、人の為」という利他的動機で出発すること。これが中々難しいこと。思うにこの事を実践し続けることは大変な自己修養と忍耐が必要になると思います。

 とにかく、毎日コツコツと自分の身の回りの小さなことから、倫理の教えを実践していく以外にありませんね。頑張りましょう。松本講師、有難うございました。

  MS委員会 村瀬旨博