2010年3月7日日曜日

第139回MS テーマ: 「絵画鑑賞のコツ 絵のことがわかったような気になる話」

 今回のMSは鎌倉市倫理法人会の皆川美保子・会長を講師にお迎えして、「絵画鑑賞のコツ 絵のことがわかったような気になる話」と題して講話をいただきました。
 始めの自己紹介で、幼少のころから絵を描くのが大好きで、当時描いた犬の毛の触感や色、木の表皮の質感などを今でもはっきりと覚えているそうです。娘さんは音楽に親しんだせいか、現在バイオリニストになって活躍してといるなど・・・・、まさに親子二代の芸術家族っていう感じですね。

 皆川会長の絵のスタイルは「シュールレアリズム」。絵の中に何気ないまったく無関係なものを組み合わせることによって、辻褄のある今までの常識が一旦壊れて、それを各人が夫々の感性で捉え直す・・・というもの。ちょっと落語の"なぞかけ"の世界に通じるかも?! 代表的な画家にはダリ、ムンク、ゴヤ、ルソー、マネ、ピカソなどの傑出した人物がいるそうです。

 昔は絵は写真代わりであったこと(肖像画)、ミロのビーナスは両腕か無くなっている姿の方が美しいのではないか、山下清は本当に天才であったとか・・・、いろいろと面白い絵画鑑賞のコツを教えていただきました。有難うございました。
MS委員会  村瀬旨博

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