2010年2月27日土曜日

第138回MS   テーマ: 「働きと人間性」




 今回のMSは秋田源子郎様(倫理研究所 法人局副参事)を講師にお招きして、「働きと人間性」と題して講演をしていただきました。" 深山で修行をした仙人"のような鋭い目付き、そうかと思えば白髪のお爺ちゃんの様な優しい語り口で、「会社における倫理実践のポイント」を語っていただきました。その内容がとても印象に残りましたので、以下にその要旨をお伝えします。

・「企業は人なり」と言いますが、会社経営の成長は社員一人一人の心の成長と直結しており、更にその心は無意識心理(潜在意識、深層心理=人間性、人格能力)がその90%を占めていると言われていますが、その無意識心理を日々如何に啓発・成長させていくかが、今最も本質的に問われている企業の課題であること。
・そして、倫理の教えと実践がその為に大いに役立っていることを全国の実例を踏まえて証してくださいました。

・また、倫理法人会はその事の為の相互扶助組織であることを力説され、以下の三点の実践を推薦されました。

 1、倫理の学習を毎日少しの時間(5~10分)でもいいから継続すること 2、自分の仕事に役立つことを何か一つ絞り込んで徹底化させること 3、仕事と関係のない趣味を持って楽しむこと

 ただし前提条件として、私利私欲に走らず、人の為・社会の為にお役に立ちたいという奉仕の心を持って実践にあたることが大切であると語られました。

 セミナー終了後、近くの喫茶店で懇親の場を持ち、更に会話が弾みとても有意義な時間となりました。有難うございました。

 なお、次回のMSは3/6(土)6:30~7:30、鎌倉倫理法人会会長の皆川美保子様をお迎えして、「絵がわかったような気になるお話 絵画鑑賞のコツ」をテーマにお話を伺いますので、どうぞ奮ってご参加くださいますようにご案内いたします。                 藤沢MS委員会   村瀬旨博 

0 件のコメント:

コメントを投稿