2010年3月21日日曜日

第141回MS  テーマ:『商売繁盛の秘訣』




 今回のモーニングセミナーは(社)倫理研究所法人局スーパーバイザーの盛田良次講師をお招きしまして、『商売繁盛の秘訣』というテーマで講演をしていただきました。

 最初にご自分の自己紹介をされましたが、長野県南部のご出身で現在は秋田県に在住。今、秋田は大雪で、神奈川に来て雪がないのを見て大変羨ましかったそうです。

 最初、フラフープを作っていた「セキスイ化学」に入社、その後、弱電関係の会社に移られ、その次に岩手県の盛岡に移ってからはカバン問屋を7年経営。その時の取引先の娘さんとお見合いなって結婚、婿養子となる。

 会社経営は順調に推移するも、昭和41年に銀行から6000万円を判子一つで借金して、秋田に店舗を拡大するが、バブルが弾けてお店が半減する。大変なご苦労をされますが、その時、秋田で倫理法人会に入会されたそうです。真冬の富士研にも参加され、氷の張った裏山の貯水池に入ったり、岩の上に正座をするなどの荒修行を体験されました。その時、講師の方から「今お前たちが味わっている苦しみは、お前たちの母親の生みの苦しみから比べたら、万分の一にもならないものだ」と一喝され、その時止めどもなく涙が流れたそうです。

 婿養子先の盛田家には代々伝わる十五条の家訓があり、その中で特に強調されたのは第一条「先祖を敬い、親には絶対従え、夫婦相和し、主人はたてよ」、それと第十二条の「印鑑は絶対人についてもらうな、保障の印鑑は人に押すな」。過去にうっかり連帯保証人になって判を押したことで、多額の返済をした苦い経験があったそうです。

 最後に「万人幸福の栞・3、運命自招」から次の丸山先生の言葉を引用されました。「目の前にきたあらゆる機会をとらえて、断固として善処する人、一度こうと目的を定めたら、終始一貫やってやってやりぬく人、これが世に言う成功者て゜ある。」

 その後「灯火」で懇談の場を持ち、楽しくも有意義なMSとなりました。盛田講師、ありがとうございました。
 なお次回のMSはNPO法人地域魅力理事長の田中みのり様をお招きして、『地域の魅力を高める、伝える ~藤沢炒麺のチャレンジ~』をテーマに講話をしていただきます。次回も奮ってご参加くださるようにご案内いたします。                             
 MS委員会 村瀬旨博






   

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