2010年5月11日火曜日

第147回MS テーマ:『伝えることの意義』 



 今回のMSは倫理研究所・首都圏副方面長の松本光司氏を講師にお迎えして、「伝えることの意義」について講話をいただきました。会社が飛躍するには、どのような心がけと実践が必要であるかを下記の5点から説明をしてくださいました。

 1、創業の思いをしっかりと社員に伝えること。
 2、新しい人が入ってくると全体の意識が引き締まる。
 3、伝えることが結果的に自分自身の学びになる。伝えることで90%残る。
 4、負荷をかけることで集中が生まれる。他人を責めることが無くなる。
 5、人に与えることによって初めて得ることができる。(発展還元の原理)

 「偽り」の字は「人」+「為」。「人の為」と言いながら、自分を優先して倫理を実践しているかぎり、
人には伝わらないもの。心から「世の為、人の為」という利他的動機で出発すること。これが中々難しいこと。思うにこの事を実践し続けることは大変な自己修養と忍耐が必要になると思います。

 とにかく、毎日コツコツと自分の身の回りの小さなことから、倫理の教えを実践していく以外にありませんね。頑張りましょう。松本講師、有難うございました。

  MS委員会 村瀬旨博 

2 件のコメント:

  1.  以下の文章は、松本講師から説明のあった「発展還元の原理」について、それを細くする良い内容になっていますので、ご参照ください。
    『「与えれば、与えられる」というタイトルです。
     
    ●運命を好転するには昔から「1.引き 2.運 3.努力」と言われます。
      どんな時でも与えることが習慣化されている「人財」タイプの人は
    世間が絶対見捨てないのです。どこからか必ず「引き」の手が来るのです。
    どんなに努力しても頑張っても「引き」が入らないようなら、
    その努力は無に等しいものなのです。

    「人財」タイプの人は、独立しても必ず成功するものです。
    なぜなら周りが放っておかないからです。

    そんな人は与えることを習慣化しているからサービスを最優先します。
    対お客様なら顧客満足を最優先とするでしょうし、
    対取引先ならまず相手を儲けさせることを優先するものです。
    従業員を雇えば彼ら彼女達の物心両面の幸福を優先するでしょう。  

    満足したお客はお客を連れて来ます。
    儲けさせてもらった取引先は、もっともっと取引を増やしたいと思い、
    いい情報いい話を持ってくるものなのです。
     
    満足した従業員は喜んで働き、生産性をあげます。
    また満足しているからお客さんにも親切な応対をします。
    するとますますお客さんが喜び口コミの輪が広がります。
    まさに「善の循環」が始まるのです。  

    私たちは決して一人で生きているのではありません。
    多くの人によって支えられているのです。

    そのことに気づけば感謝の気持ちが心の底から湧いてくるものなのです。
    感謝の気持ちが湧いてきたら、お返ししたくなるようにできているのが人間です。

    そうすると周りの人に親切にしたくなります。与えたくなります。
    するとどうでしょう。
    「与えれば、与えられる」の法則が働いて最も自分自身が与えられているのです。』
                 MS委員会 村瀬旨博

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  2. こうやって読ませていただくと漫然と聞いていた内容も蘇ってきますね。

    コメントも素晴らしいコメントを、ありがとうございますm(__)m

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