2010年4月20日火曜日

第145回MS  テーマ:『えのすいの挑戦』



 早朝から霙交じりの天候の中、それでも多くの会員同士の方が駆けつけてくださった今回の藤沢MSは、新江ノ島水族館、江ノ島ピーエフアイ㈱副社長の堀一久氏をお迎えして、『えのすいの挑戦』と題してプレゼンテーションをしていただきました。映像を交えの大変楽しい内容でした。

 ナント、堀副社長の義理の父親に当たる堀久作氏は、江ノ島水族館の設立者であられ、元映画会社「日活」の社長。お母様の堀由紀子館長は地元藤沢では著名な方であられます。本当の徳のある顔立ちをしておられますね。

 最初に江ノ島水族館の歴史を語られましたが、1954年7月1日に1号館の「水族館」がスタート。1957年5月には2号館の海獣(イルカ)ショーが楽しめる「マリンランド」を新設、江ノ島がイルカショーの発祥の地となります。これにはビックリ、灯台下暗し!!! 1964年5月には3号館の「海の動物園」を増設し、ハナゴンドクジラのダイキチ君やアザラシのイナゾウ君のショーが大人気となりました。

 1000tの海水の大水槽には90種を超える海の生き物が回遊しています。深海コーナーでは深海生物、特にクラゲの研究が盛んに行われています。今生天皇陛下の「ヒドロクラゲ」の研究はあまりにも有名な話ですね。

 これからの課題はリピート客を大切にして来館の増員を図る為に、ショースタジアムの充実、体験プログラム、各種PRイベント、パーティー事業(結婚式)などの経営の多角化…‥、また、地元地域との連携の強化、外国人観光客の誘致のため、箱根との連動も視野に入れているそうです。

 堀副社長の斬新なアイデアと実行力で、江ノ島水族館が世界に羽ばたく水族館として益々発展されるように、心から応援してまいりましょう。今日は有難うございました。

MS委員会 村瀬旨博

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