今回のMSは鵠沼伏見稲荷神社の田村進宮司を講師にお招きして、「
お稲荷さんについて」というテーマで講話をしていただきました。
田村進宮司は昭和29年、群馬県生まれ。昭和52年に皇學館大学を卒業後、乃木神社に3年ほど勤められてから、昭和55年に現在の鵠沼伏見稲荷神社の宮司に就任されました。
鵠沼伏見稲荷神社は「
東の伏見」といわれるように、大変由緒ある神社だそうです。
「神社の由来」についての話では、崇神天皇の頃、「神木:ヒモノ木」と「岩」のあるところで神様をお呼びして祭祀が執り行われ、そのうち
神様がお住まいになる宮(家)として、神社が創られたそうです。
「稲荷神社とキツネとの関係」については、キツネは
神様のお使いをする動物として大切にされ、八幡宮では「鳩」、奈良の神社では「鹿」、ちなみに江ノ島神社は「
白蛇」だそうです。
講話の後、質問が相次ぎ、皆さんの関心の高さが伺われました。神道の教えに対しては、日本人はなんら違和感もなく、素直に受け入れる伝統的精神土壌があるということを改めて感じました。
ユーモアを交えた、大変貴重なご講話、有難うございました。
広報委員会 村瀬旨博
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