今回のMSは
「磨け! 実践力Ⅱ」と題して、(社)倫理研究所法人局首都圏副方面長の荒木良仁(アラキ・ヨクマサ)氏から講話を伺いました。
その中で300年前に書かれた、井原西鶴の
「日本永代蔵」という、日本最古の"ビジネス小説"の話にふれ、
商いの道で成功を収めた人たちに共通してい項目を5つ上げて大変解り易く説明されました。
列挙すると
1、早起き 2、夜詰め 3、家職 4、始末 5、達者(健康)の5項目。
特に強調されたのは、3の
「家職」。「家」という字を「イヘ」と発音していた。この「ヘ」は「戸」と通じ、「へっつい」、これは竃(かまど)のこと。すなわち、「火」を使うことから、「食事」のことであり、結局その食事を囲む「
家族の血の繋がり」を大切にするということだそうです。
三世代同居で、何時も家族(両親や兄弟、祖父祖母)と一緒に食事をしている子供は素直に育つそうです。
韓国の社会でも、食事を共にする仲間のことを家族以外でも「食口」と言って、その繋がりを大切にする風習があります。
私たちの家庭でも、仕事で忙しいかとは思いますが、家族団欒の食事の時間は大切にしていきましょう。
荒木良仁氏、貴重なお話、ありがとうございました。
MS委員会 村瀬旨博
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