2011年5月21日土曜日

第193回MS テーマ:『お稲荷さんについて』


 今回のMSは鵠沼伏見稲荷神社の田村進宮司を講師にお招きして、「お稲荷さんについて」というテーマで講話をしていただきました。

 田村進宮司は昭和29年、群馬県生まれ。昭和52年に皇學館大学を卒業後、乃木神社に3年ほど勤められてから、昭和55年に現在の鵠沼伏見稲荷神社の宮司に就任されました。

 鵠沼伏見稲荷神社は「東の伏見」といわれるように、大変由緒ある神社だそうです。

 「神社の由来」についての話では、崇神天皇の頃、「神木:ヒモノ木」と「岩」のあるところで神様をお呼びして祭祀が執り行われ、そのうち神様がお住まいになる宮(家)として、神社が創られたそうです。

 「稲荷神社とキツネとの関係」については、キツネは神様のお使いをする動物として大切にされ、八幡宮では「鳩」、奈良の神社では「鹿」、ちなみに江ノ島神社は「白蛇」だそうです。

 講話の後、質問が相次ぎ、皆さんの関心の高さが伺われました。神道の教えに対しては、日本人はなんら違和感もなく、素直に受け入れる伝統的精神土壌があるということを改めて感じました。

 ユーモアを交えた、大変貴重なご講話、有難うございました。

  広報委員会  村瀬旨博

2011年5月14日土曜日

第192回MS テーマ:『ラーメン家を会社にするために』



 今回のMSは、㈱古久家・代表取締役会長の小林春代様を講話者にお迎えして、『ラーメン家を会社にするために』というテーマでお話を伺いました。

 とても気さくで笑顔の絶えない人柄にまず敬服の念を覚えました。

 現在、寅マークでお馴染みの「ラーメン家」を6店舗、「トラソボ」というギョーザ、中華の店を4店舗経営しておられ、従業員はパートさんをいれて210人ほど、年商が約7.3億円。

 年間約87万人の来店客があり、藤沢市の人口の約二倍の方が、一年間に来店されたことになります。之には海老根顧問もびっくり・・・。

 経営理念は「I care people best、and I love family.」(地元のかたがに愛される、地域一番点を目指します)。

 そして、「QSC+V精神」、Q:高い品質を維持する S:お客様に対する真心からの感謝のサービス C:クレンリネス そして V:バリュー、価値のあることを追求する・・・。

 最後に、事業を成功させるには目に見えない「運」がとても大切。之が全ての根底に無いと、上手くいかないと強調されました。(運命自招

 今は前線を退かれ、息子さんに社長を任せておられるそうですが、小林会長の笑顔の背後にある、厳しいまでの自己修養とご努力は並大抵のものではなかったと思いました。

 小林春代会長、大変貴重な事業体験、笑顔の講話、有難うございました。
  
  広報委員会  村瀬旨博
 

 

 

2011年5月7日土曜日

第191回MS  テーマ:『前向き』  伏木久登講師




 今回のMSは法人局普及事業部・首都圏方面長の伏木久登(フシキ・ヒサト)講師をお迎えして、『前向き』というテーマでさわやかな講話を伺いました。
 
 伏木講師は京都のご出身で、長年、家庭倫理の会の実践から、16年前に倫理法人会の本部職員になられました。
 
 連休中に自宅の仕事場の整理をされ、溜まっていた本200冊をはじめ、不要な書類を思い切って捨てたそうです。
 
 その結果気づいたことは、丸山先生の本をはじめ、伝統的に尊重されてきた内容の本、普遍的価値観のものしか残らなかったということです。それと、オリジナルなもの。
 
 今回の東北大震災で被災された方々の、厳しい生活環境の中でも、非常に忍耐強く、譲り合い、助け合う言動を見て、戦後60年、アメリカの占領政策にもかかわらず根絶されなかった、日本民族の歴史的伝統精神(和の精神=大我)が見事に蘇っていることに感動を覚えたそうです。日本民族も捨てたものではありませんね。

 広報委員会 村瀬旨博